淨教寺 本堂にて仏前結婚式

2月5日(土)午前10時30分より淨教寺本堂のご本尊、阿弥陀如来さまの御前にて松谷朗さん、北村英子さんの仏前結婚式が執り行われました。
松谷さんは、24年前の住職の仏前結婚式の折に小学生で、結婚式の式盃の儀の雄蝶・雌蝶の雄蝶役(三々九度、親族固めの盃の両家のお酒の注ぎ役)をしてもらいました。昨年10月に松谷さんが淨教寺の本堂で仏前結婚式を挙げたいとご相談に来られました。非常に嬉しく、有り難いことであるとすぐに日程調整に入らせていただきました。
数回の打ち合わせと、前日のリハーサルを行い、当日は快晴の中での結婚式でした。

<式次第>
・親族 本堂入堂  ・新郎新婦 本堂入堂  ・司婚者 入堂
・おつとめ  三奉請  礼讃文  表白
・司婚、誓いの言葉  念珠授与  結婚指輪交換  ご法話
・新郎新婦 焼香  ・親族 焼香
・式盃の儀 親族紹介  ・華把シャワーの中 退出

表白文の内容
「本日ここに 仏祖の尊前において 新郎松谷朗さん 新婦北村英子さんの結婚式を挙げるにあたりうやまって申しあげます。このたび 新郎新婦は数多い人々の中から 選び選ばれて 夫婦の契りを結ばれることになりました。一樹の蔭にやどり 一河の流れをくむのも 宿世の因縁によると申します。
まして夫婦として生涯を共にすることは よくよくの深いご因縁であります。思えば 受け難い人の世に生を受け ご両親をはじめ多くの方々の恩恵によってここに新しい人生の門出をされますことは まことに尊いことといわねばなりません。
これからのちは平穏な日も 苦難の日も つねに浄土真宗のみ教えを聞きひらき力をあわせて悔いのない人生を歩まれるよう み仏のおん前に司婚者 淨教寺前住職 島田和麿 謹んで申し上げます。」
どうぞこれからも、阿弥陀さまのお慈悲を中心にお二人で力を合わせ人生の荒波を乗り越えて行って下さい。親鸞聖人と恵信尼公さまのご夫婦のあり方を人生の指針として歩んで行っていただきたいと思います。

明日(あす)に向かって  作詩・作曲   竹田 えり

1、いつでも どこでも 一人ぼっちの時でも 君のこと 見守っているよ
いつでも どこでも さみしく辛(つら)いときでも 暖かな 光はなち
言葉に しなくても みんな みんな 知っている 君のその 熱い心を
さあ 歩きだそう 手を取りあい 僕たちは ひとりじゃない
そうさ 希望の光輝く 明日に明日に 向かって

2、いつでも どこでも 喜びあふれる時でも 君のこと 見守っているよ
いつでも どこでも そよ吹く風の中でも 静かな 微笑み浮かべ
優しい まなざしで みんな みんな 包んでる 君のその 澄んだ心を
さあ 歌おう 声をあわせて 僕たちは ひとりじゃない
そうさ 希望の光輝く 明日に明日に 向かって 明日に明日に 向かって

みなさんいかがですか?この詩を読まれた感想は?
いつでも、どこでも、どんな時でも、私を見守っていてくれる。暖かな光を放ってくれている。
私のことを知ってくれている。静かな微笑みを浮かべていてくれる。私を包んでいてくれる。
そして、私たちは決して1人じゃないと教えて下さいます。
なんて頼もしく、力強く、うれしいことでしょうか。
阿弥陀さまの智慧と慈悲の本願のはたらきを、こんなにやさしい詩で歌って下さいます。
明日に向かって生き抜いていく、勇気と希望と元気を与えられるすばらしい内容の詩です。
第4水曜日のコールピュアランドで練習しています。ぜひ見学に来て聞いてみて下さい。
指導の荒井敦子先生も、「すばらしい仏教讃歌を教えてもらってうれしいです。軽快なリズムの中にあたたかい心がちりばめられて、ついつい口ずさんでしまいます。」と、よろこんでおられました。
今度、5月20日の永代経法要で発表する予定です。
コールピュアランド会員としてご一緒に発表出来たら一層うれしいことです。お待ちしています。

2011年03月01日 法話
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